エミリンとは?元芸人から人気YouTuberへと転身した異色のキャリア
エミリンこと大松絵美さんは、かつて吉本興業に所属する芸人として活躍していました。大学在学中からお笑いの世界に飛び込み、「女芸人No.1決定戦 THE W」への出場などを通じてキャリアを重ねていました。しかしその後、自身の進むべき道を模索する中で吉本を退所し、2018年よりYouTubeへと活動の場を移しました。
YouTubeでは、自身の体型や恋愛、日常の出来事をユーモラスかつリアルに描いた動画が大ヒット。視聴者との距離が近く、等身大のキャラクターが共感を呼び、特に20代〜30代女性の間で高い人気を誇ります。赤裸々なトークと独特なテンポ感が特徴で、SNSでも話題を集める存在です。
2024年時点で、YouTubeチャンネル「エミリンチャンネル」は登録者数170万人を突破。タレント業やブランドコラボ、イベント出演、商品プロデュースなど多岐にわたる活動を展開するマルチクリエイターへと成長しています。
安定したYouTube広告収入
エミリンのYouTube動画は、1本あたり平均10万〜50万回の再生数を記録し、トレンド企画では100万回を超えることもあります。毎月10本以上の動画を公開していることを踏まえると、月間再生数は1200万〜1500万回に達すると推測されます。
動画の収益化におけるCPM(1再生あたりの広告単価)を0.3〜0.5円で試算すると、月収は約360万〜750万円、年間では4300万〜9000万円という高水準の広告収入が見込まれます。
さらに、YouTube Shortsによる再生数の増加、メンバーシップ機能の活用、ライブ配信でのスーパーチャットなどを含めれば、YouTubeからの収益は今後も拡大する可能性があります。
企業案件・ブランドタイアップによる高収入
エミリンはYouTubeやInstagramを通じて多くの企業案件を手がけています。広告主とのタイアップは、主に美容・コスメ、ダイエット、ライフスタイル系の商品が中心で、女性ファンとの親和性が高いジャンルに特化しています。
1件あたりの案件単価は50万円〜300万円程度とされ、年間に30〜50件以上の案件を受注しているとすると、企業案件による年収は1500万〜9000万円にのぼると推定されます。演出力と話術を活かしたPRは視聴者からも評価が高く、今後も継続的な収益源となるでしょう。
書籍出版・メディア出演・イベント活動による副収入
エミリンはこれまでに複数の書籍を出版しており、自身の経験や想いを綴ったエッセイは多くの読者に支持されています。出版にともなう印税収入に加え、トークイベントやサイン会などファンと直接触れ合う機会を通じて、安定的な収益を確保しています。
また、テレビ番組やラジオ、ネット番組への出演も増加傾向にあり、タレント性の高さを活かした活動が目立ちます。バラエティ番組におけるトークの切れ味や親しみやすさは業界内でも評価されており、今後もテレビでの露出機会は増えていくことが予想されます。
これらを含めた副収入は、年間で500万〜2000万円程度と見込まれます。
アパレルコラボ・グッズプロデュース事業も拡大中
YouTubeの枠を越え、エミリンは自身のブランド性を活かした商品展開にも力を入れています。アパレルブランドとのコラボや、自身がデザインしたオリジナルグッズをオンラインで販売し、多くのファンから高い支持を得ています。
数量限定のアイテムやポップアップストアの実施、SNSでのプロモーション連動により、商品の販売は即完売することも多く、売上は1企画で数百万円〜数千万円に達するケースもあります。
こうしたプロデュース商品による年収は、年間1000万〜3000万円規模と見られ、YouTubeと連動した展開によってブランド価値の向上にも貢献しています。
推定年収まとめ(2024年時点)
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YouTube広告収入:4300万〜9000万円
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企業案件・タイアップ:1500万〜9000万円
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書籍・メディア・イベント出演:500万〜2000万円
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アパレル・グッズプロデュース:1000万〜3000万円
総合推定年収:およそ7300万〜2億3000万円以上(2024年時点)
結論:表現力と共感力で道を切り開くマルチクリエイター
エミリンこと大松絵美さんは、芸人としての表現力と、YouTuberとしての企画力・発信力を掛け合わせ、多くの共感を集める稀有なクリエイターです。YouTube広告や企業案件を軸に、書籍出版や商品プロデュース、テレビ出演まで幅広いジャンルで活躍しており、その収益構造は非常に多角的です。
今後はさらなるビジネス展開やブランド構築、メディアでの継続的な露出が期待されており、Z世代を代表するロールモデルとしての地位をますます強固なものにしていくでしょう。
視聴者とのつながりを大切にしながら、笑いと勇気を届け続けるエミリンの今後に、引き続き注目が集まります。
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